ハーレーで行く日本一周!絶景ロングツーリングの全記録

バイク好きの皆さん、こんにちは!ハーレーダビッドソンで日本一周を夢見たことはありませんか?私は実際にやってみました!アメリカンバイクの王者ハーレーで、北海道の大自然から九州の温泉まで、日本全国を駆け抜けた47都道府県完全制覇の旅。
「ハーレーって燃費悪いんでしょ?」「メンテナンスどうするの?」「荷物はどれくらい積めるの?」そんな疑問、全部解決します!
この記事では、ハーレーでの日本一周に必要な予算から、思わず息を飲む絶景スポット、予期せぬトラブルへの対処法、そして地元の人しか知らない穴場の温泉やグルメまで、すべて包み隠さずお伝えします。
大型バイクでのロングツーリングは確かに大変ですが、その分得られる感動は何物にも代えがたいもの。ツーリング初心者でも実践できるノウハウも惜しみなく公開していますので、あなたのハーレー日本一周計画の参考にしてください!
さぁ、エンジンをかけて、一緒に日本の絶景を巡る旅に出かけましょう!
1. ハーレー日本一周の旅!誰も教えてくれないリアルな燃費と予算とは
ハーレーダビッドソンで日本一周に挑戦するというロマンあふれる旅。憧れるライダーも多いでしょうが、実際の燃費や必要な予算についての具体的な情報は意外と少ないものです。47都道府県を全て巡る約10,000kmの旅で実際にかかったコストを包み隠さずお伝えします。
まず燃費について。ハーレーのツーリングモデルであるロードキングでの実測値は、高速道路で約15km/L、一般道で約12km/L程度。アメリカンらしい大排気量エンジンを搭載しているため、日本車の大型バイクと比較すると若干燃費は劣ります。10,000kmの旅では、約700〜800Lの燃料を消費し、燃料代だけで約13〜15万円程度を見込んでおく必要があります。
宿泊費については、毎日ホテルに泊まると考えると最低でも1泊5,000円のビジネスホテルでも約15〜20万円が必要です。コスト削減のためキャンプ場も活用すると、1泊1,000〜2,000円で済ませることも可能。実際の旅では半々で利用し、約10万円程度に抑えることができました。
食費については、一日3食で約3,000円、40日の旅で約12万円。さらに高速道路料金が約5万円、観光施設の入場料や記念品などの雑費が約5万円程度必要でした。
ハーレーならではの出費として見落としがちなのが、オイル交換です。ハーレーは比較的オイル消費量が多く、長距離走行では4,000km毎の交換が推奨されています。一周の旅では2〜3回のオイル交換が必要で、純正オイルとフィルターで1回約8,000円、工賃込みなら1回約12,000円、合計で約2.5〜3.5万円程度の出費を覚悟しなければなりません。
予想外のトラブルに備えたバイク維持費として、タイヤのパンクや消耗品の交換なども考慮し、約5万円の予備費も必要です。実際、私の旅ではリアタイヤが予想より早く摩耗し、九州で交換することになりました。
総額で見ると、最低でも約50万円、余裕をもって計画するなら70万円程度の予算を確保しておくのが安心です。もちろん、旅のスタイルによって大きく変動するため、自分なりのプランをしっかり立てることが重要です。
ハーレーでの日本一周は、その独特のエンジン音と存在感で各地で注目を集め、思わぬ出会いが生まれることも魅力の一つ。予算面での現実を理解した上で、憧れの旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
2. バイク乗り必見!ハーレーで巡った日本の絶景スポット完全ガイド
ハーレーダビッドソンの重低音を響かせながら日本の絶景を巡る旅——これほど心躍る経験はないだろう。日本一周ツーリングで出会った息を呑む絶景スポットを、ライダー目線でご紹介したい。
北海道では、知床半島の断崖絶壁から望む日の出が圧巻だ。特に国道334号線沿いの「プユニ岬展望台」からの眺めは、オレンジ色に染まる空と海のコントラストが絶品。早朝に訪れれば、他の観光客も少なく、エンジンを止めて自然の息吹を感じられる特別な時間を過ごせる。
東北地方では、磐梯吾妻スカイラインが外せない。全長約28.7kmの山岳道路は、標高約1,600mの景色を楽しめる。特に「浄土平」周辺では、荒々しい火山地形と美しい高山植物のコントラストが見事。冷たい風を切って走るハーレーの感触は格別だ。
中部地方に入れば、白馬から大町へと抜ける「白馬大橋」からの北アルプス展望は必見。雪をいただく山々をバックに駆け抜けるシルエット写真は、多くのライダーが憧れるショットだ。また、新潟県の「枝折峠」は、山岳ワインディングロードの醍醐味を味わえる名所。特に朝霧の立ち込める早朝の走行は神秘的だ。
関西では、若狭湾沿いの国道178号線「若狭海岸」がツーリングの醍醐味を感じられる。青い海と岩礁が織りなす景観を眺めながらのクルージングは、ハーレーの低速トルクを活かせる絶好のルート。立ち寄りスポットとしては「熊川宿」が風情があり、レトロな町並みとハーレーのコントラストが絵になる。
四国では、「四国カルスト」の広大な草原と石灰岩の地形が圧巻。標高約1,400mの高原からは、天気が良ければ瀬戸内海まで一望できる。特に「天狗高原」周辺は、ハーレーを停めて記念撮影するのに最適なスポットだ。
九州に渡れば「阿蘇」の広大なカルデラ地形は外せない。特に「ミルクロード」と呼ばれる県道339号線からの眺めは、大自然の雄大さを感じさせる。また、「やまなみハイウェイ」は標高差のあるワインディングロードで、ハーレーの操縦テクニックも試される名所だ。
これらの絶景スポットを訪れる際は、天候や季節を考慮するのがポイント。特に山岳地帯は天気が変わりやすく、霧が出れば視界不良になることも。また、積載量の多いハーレーでは、急カーブや細い山道に注意が必要だ。バイク専用駐車場や休憩スポットの情報も事前に調べておくと安心して楽しめる。
日本の絶景を肌で感じながら、エンジンの鼓動と共に駆け抜ける体験——それはハーレーならではの特別な旅となるだろう。
3. ハーレーツーリング驚愕の真実!故障トラブル対処法と積載のコツ
ハーレーダビッドソンでの日本一周ツーリングを成功させるには、避けて通れない「故障トラブル」と「積載問題」。多くのライダーが苦い経験を持つこのテーマについて、実体験をもとに解説します。
まず驚くべき事実として、ハーレーで起きるトラブルの約70%は事前メンテナンスで防げるものです。日本一周の前には必ずオイル交換、プラグ点検、ベルト・チェーン調整を専門店で行いましょう。特に東京のハーレーダビッドソン目黒や大阪のハーレーダビッドソン梅田などでは、ロングツーリング前の特別点検メニューがあります。
実際に筆者が九州で経験したバッテリー上がりは、前夜のアクセサリー電源オフ忘れが原因でした。緊急時用に小型ジャンプスターターを携行していたため事なきを得ましたが、これがなければレッカー移動は避けられなかったでしょう。
北海道では雨天走行後のブレーキ不調に見舞われました。ディスクローターの水分を完全に乾かさなかったことが原因で、翌朝ブレーキの効きが悪くなっていたのです。雨天走行後は必ず乾いた布でディスク周りを拭き取り、短時間でもブレーキを数回作動させることでこうしたトラブルを防げます。
積載については、サイドバッグとシートバッグの組み合わせが最適です。注目すべきはハーレー純正アクセサリーのツーリングバッグセットで、防水性と使い勝手のバランスが絶妙。総積載量は約60リットルを確保でき、2週間程度の旅行なら十分対応できます。
衣類はコンプレッションバッグを活用し、洗面用具やカメラなどは取り出しやすいサイドバッグ上部に。貴重品やスマホ、地図類はタンクバッグに入れるのがセオリーです。ツーリング中級者以上なら、フロントフォークバッグも追加して小物収納を増やすテクニックも効果的です。
雨対策として、内側に防水インナーバッグを入れる二重構造が最強です。外側のバッグが濡れても内側は完全防水状態を保てます。東北での豪雨経験から学んだこの方法は、電子機器保護に絶大な効果を発揮しました。
長距離走行中のバイブレーション対策も忘れてはなりません。金属部品やカメラレンズを守るため、柔らかい布で包み、さらにバッグ内で固定する工夫が必要です。特にスマートフォンはナビとして使用するため、耐振動性の高いマウントを選びましょう。
万が一のパンクに備えて、チューブレスタイヤ用の緊急修理キットは必携です。高速道路でのパンクなど最悪の事態でも、自力で応急処置ができれば最寄りのバイクショップまで移動可能になります。
ハーレーでのロングツーリングは適切な準備と知識があれば、トラブルを恐れる必要はありません。むしろ、起こりうるトラブルへの備えこそが、真の自由なツーリングを実現する鍵なのです。
4. 日本一周ライダーが教える!ハーレーで行くべき穴場温泉とグルメ
日本一周ツーリングの醍醐味といえば、各地の絶景に加えて「温泉」と「グルメ」です。ハーレーダビッドソンで駆け抜けた私の旅で出会った、ライダーなら絶対に立ち寄るべき穴場スポットをご紹介します。
まず北海道では、「二股温泉 湯の華旅館」がおすすめ。札幌から約2時間、ツーリングの疲れを癒やす硫黄泉は、バイク乗りの間で"秘湯"として知られています。敷地内にはバイク専用駐車スペースがあり、オーナーもバイク好き。ハーレーで訪れると特別なもてなしをしてくれることも!近くの「カフェろまん亭」のジンギスカン定食は、北海道ツーリングの必食メニューです。
東北に入ったら「奥山旅館」(宮城県鳴子温泉)は外せません。こちらはバイクツーリングを応援するプランがあり、バイク用品の洗濯・乾燥サービスまで提供。源泉かけ流しの温泉と、地元の山菜を使った懐石料理が絶品です。特に「はらこ飯」は秋に訪れるなら必食。
中部地方では、長野県の「野沢温泉 千歳屋」が隠れた名湯。外湯めぐりができる野沢温泉村の中でも、地元ライダーに愛される宿です。バイク置き場が雨よけされているのもポイント高し。近隣の「のざわ肉店」のローストビーフ丼は、ツーリング中の活力源になること間違いなし。
関西エリアでは、「城崎温泉 小宿 縁」が穴場中の穴場。大型バイクでも安心して停められる専用駐車場があり、カニ料理と外湯めぐりが楽しめます。温泉街を浴衣で歩く体験は、ハーレーでの旅の良い息抜きになりますよ。
四国へ渡ったら「道後温泉 古湯」の近くにある「ライダーズイン松山」はバイク乗りには天国のような宿。温泉は徒歩5分の「道後温泉本館」を利用し、宿に戻ってからは「鯛めし」で有名な「道後麦酒館」での一杯がたまりません。
九州では「黒川温泉 山みず木」が特におすすめ。入湯手形を購入すれば、温泉街の複数の湯を巡ることができます。「いまきん食堂」の黒毛和牛のタタキは、長距離ライダーの疲れを一気に吹き飛ばす一品です。
これらの温泉宿はどこも予約が取りにくい場合があるので、ツーリング計画時には早めの予約を。また、人気店は休日だと行列ができることも多いため、平日のツーリングがおすすめです。
ハーレーでの日本一周、それは単なる移動ではなく、各地の文化や風土を体感する旅。次回は、ハーレーで走るべき絶景ワインディングロードについてご紹介します。バイクで訪れる旅は、いつもと違う視点から日本の魅力を再発見させてくれることでしょう。
5. ツーリング初心者でも大丈夫!ハーレーで日本一周を成功させる秘訣
ハーレーダビッドソンで日本一周に挑戦したいと考えている初心者ライダーも多いはず。確かに憧れの旅ですが、実際に計画を立てると「本当にできるのだろうか」と不安になることも。実は適切な準備と心構えがあれば、バイク歴が浅くても日本一周ツーリングは十分に実現可能です。
まず重要なのは「無理のない計画」です。1日300km以上の走行は疲労が蓄積するため、特に初心者は1日200km程度を目安にしましょう。また、天候不良や体調不良に備えて予備日を設けることも大切です。実際、多くの一周ライダーは30〜60日ほどの期間を設定しています。
次に「バイクのメンテナンス知識」が必須です。ハーレーは信頼性が高いバイクですが、長距離走行では何が起きるか分かりません。最低限、タイヤ空気圧の確認、チェーン注油(ベルトドライブの場合は点検)、オイル量チェックなどは自分でできるようにしておきましょう。全国のハーレーダビッドソン正規ディーラーの位置も事前に確認しておくと安心です。
「装備選び」も成功の鍵です。夏場は暑さ対策として通気性の良いメッシュジャケット、冬場や高地では防寒対策としてインナーや防寒グローブが必要です。また、突然の雨に備えてレインウェアは必携。ヘルメットはフルフェイスかシステムヘルメットがおすすめで、長時間の着用でも疲れにくいものを選びましょう。
「荷物の軽量化」も初心者にとっては特に重要です。ハーレーは重量があるバイクなので、不要な荷物は極力減らすべきです。着替えは最小限に抑え、コインランドリーを利用する計画を立てましょう。サイドバッグとシーシーバーバッグの組み合わせで十分な積載が可能です。
「体力づくり」も忘れてはいけません。毎日バイクに乗り続けるのは想像以上に体力を消耗します。出発前から少しずつ距離を伸ばして乗り、体を慣らしておくことが重要です。また、肩や腰のストレッチを覚えておくと、宿泊先で疲れをリセットできます。
最後に「心構え」として、予定通りに進まないことを受け入れる柔軟さが必要です。天候や体調によって計画変更は必須。また、一人旅でも地元の方や他のライダーとの交流を大切にすれば、思わぬ情報や助けが得られることも。
ハーレーでの日本一周は、初心者だからこそ新しい発見や成長が待っている旅です。十分な準備と余裕ある計画で、憧れの一周ツーリングを現実のものにしてください。

